東京株式(前引け)=続急騰、米中首脳会談の結果を受けリスク選好に拍車

市況
2018年12月3日 11時45分

3日前引けの日経平均株価は、前週末比314円91銭高の2万2665円97銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億8744万株、売買代金概算は1兆1894億1000万円。値上がり銘柄数は1636、対して値下がり銘柄数は423、変わらずは59銘柄だった。

きょう前場の東京市場は大きく買い優勢に傾いた。G20や米中首脳会談が良い形で通過したことで目先不安心理が後退、特に米中会談では中国への追加関税の猶予が決まったことが好感され主力株中心に幅広く資金が流入している。日経平均は300円を超える上昇で2万2000円台後半に歩を進め、前場はほぼ高値圏で着地した。

個別ではソフトバンクグループ<9984>、トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>などが高く、キーエンス<6861>、ファナック<6954>なども物色人気。トリケミカル研究所<4369>がストップ高、ルネサスエレクトロニクス<6723>も活況高の様相をみせた。ネオス<3627>も買われた。半面、塩野義製薬<4507>、中外製薬<4519>などが冴えず、LINE<3938>も軟調。チェンジ<3962>が大きく利食われ、インターアクション<7725>、ダブル・スコープ<6619>なども値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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