話題株ピックアップ【夕刊】(3):Jフロント、ソフトバンク、タカギセイコ
■Jフロント <3086> 1,526円 -39 円 (-2.5%) 本日終値
J.フロント リテイリング<3086>は反落。3日の取引終了後に発表した11月度の売上速報で、百貨店事業の合計売上高は前年同月比1.7%増と2カ月連続で前年実績を上回ったが、市場の反応は限定的のようだ。前年に比べて休日が1日少なかった影響があったものの、訪日外国人客を含め化粧品、ラグジュアリーブランド、高級時計が好調を持続するとともに、食品では菓子が伸びたことが寄与した。なお、大丸松坂屋百貨店の免税売上高(速報値)は、全店が対前年17%増(客数同27%増、客単価同8%減)だった。
■高島屋 <8233> 1,611円 -37 円 (-2.3%) 本日終値
高島屋<8233>は続落。3日の取引終了後に発表した11月度の店頭売上速報で、高島屋単体と国内百貨店子会社を含む17店舗合計の売上高は前年同月比0.5%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。11月は、高額品や免税売り上げが伸長したものの、コートやマフラーなどの防寒アイテムの動きが鈍かったことに加えて、文化の日が土曜日に重なった影響などもあり、前年を下回った。商品別では、特選衣料雑貨が大きく売り上げを伸ばしたほか、婦人雑貨、宝飾品、食料品などが前年比プラスとなった一方、紳士服、紳士雑貨、婦人服、子供服ホビー、 リビングなどは前年に届かなかった。なお、免税売り上げは同8.5%増だった。
■ソフトバンクグループ <9984> 9,505円 -148 円 (-1.5%) 本日終値
ソフトバンクグループ<9984>が底堅い。日経平均株価は先物主導で大きく下値を探る展開となっているが、裁定解消売りの洗礼を受けながら異質の強さをみせている。12月19日に通信子会社ソフトバンク<9434>の上場を控えており、市場全体では換金売りの流れが加速したという見方も出ているが「その母体であるソフトバンクグループを売って子会社を買うという流れにはなりにくい」(準大手証券ストラテジスト)という指摘もある。
■エボラブルアジア <6191> 2,330円 -24 円 (-1.0%) 本日終値
エボラブルアジア<6191>はしっかり。3日の取引終了後、出資先の和心<9271>やビジョン<9416>などと共同で、新会社ツアーベース(京都市中京区)へ出資を行ったと発表しており、これを好材料視した買いが入った。ツアーベース(TOUR BASE)は観光客を中心とした荷物を預けたい・運んでほしい人とホテルや旅館、配送店といった荷物を預かりたい企業・人、そして酒屋・学生・主婦など荷物を運びたい企業・人の3者を結ぶ「観光物流プラットフォーム」。預かりサービスだけではなく、配送サービスも提供できることに加え、荷物が「今どこにあるか」をスマートフォンで確認でき、安心・安全な手ぶら観光を可能とするとしている。また、荷物の預かり、運搬に加えて、通販代行、両替、通訳手配、着物・Wi-Fiルーター・自転車レンタルなどの提供を通じて、「観光物流プラットフォーム」として「ツアー(観光)」の「ベース(拠点)」を目指すとしている。
■タカギセイコー <4242> 2,593円 +500 円 (+23.9%) ストップ高 本日終値
タカギセイコー<4242>が3日連続でストップ高。11月30日に公開した第2四半期決算説明会資料で、注目されている「針なし注射器」について、「2018年11月にお客様において米国(FDA)での医療機器認証を取得」「2019年1月より量産出荷予定」とあり、業績への貢献が一気に高まっているようだ。
■ソフィア <6942> 867円 +150 円 (+20.9%) ストップ高 本日終値
ソフィアホールディングス <6942> [JQ]がストップ高。3日大引け後、子会社のソフィア総合研究所がGPS機能を利用したIoTサービス「あんしんマップ」のスマートフォンアプリをリリースしたと発表しており、業績への貢献に期待する買いが向かった。「あんしんマップ」は見守る側、見守られる側のスマホ双方にアプリをインストールし、見守られる側の端末がGPS情報を親機に発信することで親機は子機の現在位置を把握することができるというもの。月額利用料は500円。IoT分野で注目されているLPWAデバイスの供給に向けて、電子機器メーカーとの提携も進めている。福祉施設や屋外商業施設を持つ法人や自治体の需要を取り込む構えだ。
■アルメディオ <7859> 207円 +32 円 (+18.3%) 本日終値
アルメディオ<7859>が後場に入って急動意。同社はきょう、絶縁樹脂上に塗布するだけで、絶縁樹脂に穴を開けることなく絶縁樹脂の特定の部分に導通を可能にする「コンダクティブ・スラリー」を開発したと発表。この「コンダクティブ・スラリー」に金属微粒子を加えることにより、フレキシブル電子回路形成での工程簡略化などに使える可能性があるといい、これが材料視されたようだ。
■ティーライフ <3172> 1,128円 +150 円 (+15.3%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率2位
ティーライフ <3172> がストップ高。3日大引け後に発表した19年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益が前年同期比2.5倍の1.2億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。北欧ブランド寝具やサプリメントなどの販売を手掛ける卸売事業が2ケタ増収を達成したうえ、好採算品の販売構成比率が上昇し、採算も改善したことが寄与。賃貸収入の増加や物流業務の受託でプロパティ事業の収益が拡大したことも大幅増益に貢献した。通期計画の3.5億円に対する進捗率は34.7%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■ナビタス <6276> 623円 +52 円 (+9.1%) 本日終値
ナビタス<6276>が大幅高で600円台を回復。11月21日に696円の高値に買われた後は調整を入れたが、500円台前半で売り物を枯らし大きく切り返しに転じている。熱転写装置やパッド印刷機など特殊印刷機を製造し、その商品競争力の高さは国内首位級、特注機で高水準のニーズを取り込んでいる。また、独自のアルゴリズムを使った画像検査装置「ナビタスチェッカー」はカードやラベル業界からの引き合いが旺盛であり、会社側では国内にとどまらず世界展開も視野に入れている。PBR0.8倍台は株価指標面からも割安感が強い。
■LCホールディングス <8938> 1,690円 +98 円 (+6.2%) 本日終値
LCホールディングス<8938>が急反発。3日の取引終了後、100%子会社ロジコムの全株式をシーアールイー<3458>に売却すると発表。これに伴い、第3四半期の個別決算で最大18億3000万円の株式売却益が見込まれるとしたことが好材料視された。LCHDでは中期経営計画で病院関連事業に経営資源を集中させており、その一環として今回の売却を判断したという。なお、連結業績予想への影響は、判明次第明らかにする予定という。
●ストップ高銘柄
レアジョブ <6096> 1,300円 +300 円 (+30.0%) ストップ高 本日終値
アクアライン <6173> 2,990円 +500 円 (+20.1%) ストップ高 本日終値
秋川牧園 <1380> 931円 +150 円 (+19.2%) ストップ高 本日終値
イメージ情報開発 <3803> 1,056円 +150 円 (+16.6%) ストップ高 本日終値
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース