5日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場休場もドル・円は底堅い動き

市況
2018年12月6日 7時37分

■NY株式:ブッシュ元大統領追悼日で休場

米国株式相場は、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の死去を受け、「国民追悼の日」として休場。

■NY為替:米国株式市場休場もドル・円は底堅い動き

5日のニューヨーク市場は、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領死去にともなう「国民追悼の日」で休場のため、主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続いた。ドル・円は112円98銭から113円24銭まで上昇し、113円19銭で取引を終えた。

ユーロ・ドルは1.1361ドルから一時1.1311ドルまで下落したが、1.1358ドルまで反発し、1.1345ドルで引けた。ユーロ圏の成長減速を嫌気したユーロ売りが観測されたが、短期筋などの押し目買いで下げ渋った。ユーロ・円は128円03銭から128円49銭まで戻す展開となった。ポンド・ドルは、1.2781ドルから1.2706ドルまで下落したが、その後1.2760ドルまで戻す場面があった。欧州連合(EU)からの離脱協定は最終的に議会で承認されるとの思惑が浮上し、ポンドは下げ渋った。

ドル・スイスフランは0.9971フランから一時1.0008フランまで買われたが、ユーロ安が一服したことから、0.9971フランまで反落。

■NY原油:小幅安、供給超過に対する警戒感残る

5日のNY原油先物1月限は小幅安(NYMEX原油1月限終値:52.89 ↓0.36)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比-0.36ドルの52.89ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて52.16ドルから54.44ドルまで買われたが、通常取引の時間帯では供給超過に対する警戒感が残されていることから、伸び悩んだ。石油輸出機構(OPEC)加盟国・非加盟国による協調減産への期待はあるものの、サウジアラビアの対応がはっきりしないため、原油先物の上値は重いままとなっている。

■主要米国企業の終値

ブッシュ元大統領追悼日で休場

《SF》

提供:フィスコ

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