新興市場銘柄ダイジェスト:セリアが大幅反落、キャンディルはストップ高

材料
2018年12月6日 16時01分

<2586> フルッタ 635 +100

ストップ高。本格的なアジア進出の第一歩として、台湾にオープンする商業施設「微風南山アトレ」に「フルッタフルッタ アサイーカフェ微風南山アトレ店」を開店することが決定したと発表している。ショールーム機能を持たせて原材料の卸売につなげるほか、カフェのフランチャイズ展開も視野に入れる。アジア進出が今後の利益拡大に寄与するとの期待から、買いが集まっている。

<1446> キャンディル 1102 +150

ストップ高比例配分。株主優待制度を新設すると発表している。9月30日現在の株主を対象に、保有株数に応じてQUOカードを贈呈する。100株以上1000株未満で3000円分、1000株以上3000株未満で4000円分、3000株以上で5000円分。株式投資の魅力を高め、中長期的に保有してもらうことが目的。優待新設が株主還元策の一環として好感され、個人投資家を中心に買い人気を集めている。

<3994> マネーフォワード 3630 -560

急落。海外募集により上限250万株の新株発行を発表。発行済株式総数に対する割合は12.9%。調達資金の約91億円は、Money Forward Business事業の営業・マーケティング費用及びプロダクト開発費用のほか、Money Forward Finance事業拡大のための投融資資金、将来的なM&Aを見据えた財務基盤の強化などに充当。株式価値の希薄化懸念が広がり、売方優勢となった。

<2782> セリア 4485 -215

大幅に反落。11月の既存店売上高が前年同月比1.5%減だったと発表。マイナスは3カ月ぶり。前月(1.5%増)からの落ち込みが嫌気され、売り優勢となった。客数は0.9%減、客単価は0.6%減といずれも低調。全社ベースの売上高は5.2%増で、4月からの累計では6.9%増。19年3月期の売上高予想は前期比7.5%増の1710億円となっており、計画が達成できない可能性があるとの見方が出てきている。

<5704> JMC 3810 +225

大幅に3日ぶり反発。31日(実質上は28日)を基準日として、1株につき2株の割合で分割すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図る。分割に併せて定款を一部変更し、発行可能株式総数を従来の592万株から1184万株に増やす。株式分割が好感されていることに加え、前日までの値下がりで値頃感が高まっているとの見方も買いを集める要因になったようだ。

<9279> ギフト 3560 +365

大幅に3日続伸。11月の既存店売上高が前年同月比1.3%増になったと発表。2カ月連続のプラス。前年と比べて休日が1日少なく気温も平年より高い地域が多かったものの、晴天に恵まれたことに加えて上場を機に認知度が高まり、顧客の来店頻度が上昇。客数は1.6%増、客単価は0.3%減。店舗数が57店と前年同月(42店)から伸びたことを映し、全店ベースでの売上高41.6%増も投資家から好感された。

《DM》

提供:フィスコ

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