NY為替:米中関係悪化を警戒してドル売り優勢

通貨
2018年12月7日 6時56分

6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円83銭から112円24銭まで下落し、112円66銭で引けた。10月米貿易収支で赤字幅は予想以上に拡大したほか、米11月ADP雇用統計が予想を下回ったため、利上げペース鈍化の思惑が強まり、米債利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。また、中国の通信機器メーカー大手ファーウェイの副会長逮捕の報道を受けて、米中関係が再び悪化し、米国や世界経済の成長に響くとの警戒感も強まりリスク回避の円買いが観測された。

ユーロ・ドルは、1.1346ドルから1.1413ドルまで上昇し、1.1378ドルで引けた。ユーロ・円は、127円68銭まで下げた後に128円31銭まで買われる展開。株安が一服したことが意識されたようだ。ポンド・ドルは、1.2751ドルから1.2812ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9962フランから一時0.9895フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

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