12月7日のNY為替概況

通貨
2018年12月8日 5時07分

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円91銭から112円56銭まで下落し、112円65銭で引けた。

米国11月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回ったため、来年の利上げペースが減速するとの見方に、ドル売りが優勢となった。また、ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長の発言「もし90日間の休戦後に貿易協議で合意できなければ中国製品に対する関税を引き上げる」で、米中関係への悲観的見方が広がりリスク回避の円買いも強まった。

ユーロ・ドルは、1.1366ドルから1.1423ドルまで上昇し、高値圏で引けた。

ユーロ・円は、128円23銭から128円67銭まで上昇した。

ポンド・ドルは、1.2790ドルから1.2711ドルまで下落。英国の議会採決を控えて、メイ首相提案の離脱協定案に反対する声が強まり、合意なき離脱への警戒感が再燃しポンド売りに拍車がかかった。

ドル・スイスは、0.9937フランから0.9890フランまで下落した。

【経済指標】・米・11月非農業部門雇用者数:+15.5万人(予想:+19.8万人、10月:+23.7万人←+25.0万人)・米・11月平均時給:前月比+0.2%、前年比3.1%(予想:?0.3%、+3.1%、10月:+0.1%←+0.2%、+3.1%)・米・11月失業率:3.7%(予想:3.7%、10月:3.7%)・米・11月労働参加率:62.9%(予想62.9%、10月62.9%)・米・11月不完全雇用率:7.6%(10月7.4%)・カナダ・11月失業率:5.6%(予想:5.8%、10月:5.8%)・カナダ・11月雇用者数増減:?9.4万人(予想:+1.0万人、10月:+1.12万人)・米・10月卸売在庫改定値:前月比+0.8%(予想:+0.7%、速報値:+0.7%)・米・10月卸売売上高改定値:前月比-0.2%(速報値:+0.1%←+0.2%)・米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:97.5(予想:97.0、11月:97.5)・米・12月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.7%(11月:2.8%)・米・12月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.4%(11月:2.6%)

《KY》

提供:フィスコ

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