NY為替:米中貿易協議進展への期待でドル強含み

通貨
2018年12月12日 7時16分

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円12銭から113円47銭まで上昇し、113円38銭で引けた。米国の11月生産者物価指数(PPI)が予想を上回り、来週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを織り込むドル買いが再燃。米中首脳会談以降初めてとなるハイレベルでの米中貿易協議が再開されたため、協議進展への期待感も強まり米債売り(利回り上昇)やドル買いに繋がった。

ユーロ・ドルは、1.1387ドルから1.1306ドルまで下落し、1.1317ドルで引けた。ユーロ・円は、128円83銭から128円18銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2619ドルから1.2480ドルまで下落。欧州連合(EU)が離脱協定案を修正しないことを明らかにすると、合意なしの離脱への警戒感がさらに強まった。英国与党がメイ首相の不信任投票の実施に動いているとの報道で政局不安を受けたポンド売りにも拍車がかかった。ドル・スイスは、0.9880フランから0.9939フランまで上昇。

《MK》

提供:フィスコ

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