12月12日のNY為替概況

通貨
2018年12月13日 5時31分

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円43銭から113円14銭まで下落し、113円25銭で引けた。

米国の11月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想通り上昇し、12月の利上げを後押しするとの見方にいったんドル買いが強まったものの、対欧州通貨でのドル売りに押された。

ユーロ・ドルは、1.1340ドルから1.1387ドルまで上昇し、1.1370ドルで引けた。イタリア政府が財政赤字目標を従来の水準から引き下げてEUに提案するとの報道で、イタリア債券が上昇、利回り低下で安心感がひろがりユーロも下げ止まった。

ユーロ・円は、128円57銭から128円86銭まで上昇。トランプ大統領が米中貿易支援するためなら司法省が実行したファーウェイ幹部のケースで介入も検討すると言及したほか、中国政府も外国企業へのアクセス拡大を計画しているとの報道を受けて、米中協議進展期待が広がり、リスク選好の円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.2576ドルから1.2671ドルまで上昇。英国のメイ首相が保守党の党首信任投票で勝利し、秩序ある欧州連合(EU)離脱への期待感が強まりポンドのショートカバーが優勢となった。

ドル・スイスは、0.9954フランから0.9913フランまで下落した。

【経済指標】

・米・11月消費者物価指数:前年比+2.2%(予想:+2.2%、10月:+2.5%)・米・11月消費者物価コア指数:前年比+2.2%(予想:+2.2%、10月:+2.1%)・米・11月消費者物価指数:前月比+0%(予想:0.0%、10月:+0.3%)・米・11月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、10月:+0.2%)

《KY》

提供:フィスコ

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