外為サマリー:1ドル113円50銭前後で推移、日経平均反落で売り優勢
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円50銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安で推移している。
前日のニューヨーク市場では、欧州中央銀行(ECB)が同日の定例理事会で量的金融緩和策の終了を決めたものの、2019年の成長率や物価見通しを小幅に下方修正したことを受け、対ユーロでドル買いが進み、これが対円相場にも波及してドル高・円安が進行した。こうしたなか、ドルは一時113円70銭台へ上昇した。
この日の東京市場に移ってから、ドルはやや軟化し午前9時40分過ぎに113円49銭まで下落した。日経平均株価の下落幅が300円を超すなかドルには売りが優勢となっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1361ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=128円94銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)