東京株式(前引け)=急反落、アジア株安など背景に利益確定の動き加速

市況
2018年12月14日 11時50分

14日前引けの日経平均株価は前営業日比377円03銭安の2万1439円16銭と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は11億1782万株、売買代金概算は1兆9299億5000万円。値上がり銘柄数は269、対して値下がり銘柄数は1802、変わらずは57銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、大きく売り優勢に傾いた。前日までの2日間で日経平均は670円の上昇をみせていたが、きょうは利益確定の動きが強まり前引け段階でその半分以上を吐き出した。アジア株市場が総じて下値を探る展開となっているほか、米株価指数先物安を横目に主力株中心に売りが広範囲に及んでいる。日経平均の下げ幅は一時450円を超えた。東証1部全体の約85%の銘柄が値を下げている。なお、売買代金はメジャーSQ算出に絡み、1兆9000億円台に膨らんだ。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が売られたほか、任天堂<7974>、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>なども安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。オハラ<5218>が急落、ヤーマン<6630>、KLab<3656>なども大きく値を下げた。半面、キッコーマン<2801>、大日本住友製薬<4506>などが堅調、低位のジャパンディスプレイ<6740>が値を飛ばした。鎌倉新書<6184>、ミマキエンジニアリング<6638>などが上昇、ネオス<3627>も高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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