決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＧＡテクノ、メディアＳ、ファーマＦ　(12月7日～13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.3　ナトコ <4627>

18年10月期の連結経常利益は前の期比9.7％減の14.5億円になったが、19年10月期は前期比9.7％増の16億円に伸びる見通しとなった。

★No.4　シルバライフ <9262>

19年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比80.3％増の2.2億円に拡大し、8-1月期(上期)計画の3.4億円に対する進捗率は66.0％に達し、さらに前年同期の43.3％も上回った。

★No.5　菊池製作 <3444>

19年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常損益は3000万円の赤字(前年同期は2億7500万円の赤字)に赤字幅が縮小し､従来の9700万円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3528> プロスペクト 　東２ 　 +35.00 　 12/13　　上期　　　　赤拡

<3995> スキヤキ 　　　東Ｍ 　 +19.32 　 12/13　　　3Q　　　-37.66

<4627> ナトコ 　　　　ＪＱ 　 +17.33 　 12/13　本決算　　　　9.74

<9262> シルバライフ 　東Ｍ 　 +14.85 　 12/10　　　1Q　　　 80.31

<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ 　 +13.05 　 12/10　　上期　　　　赤縮

<3976> シャノン 　　　東Ｍ　　 +5.81 　 12/12　本決算　　　　黒転

<2929> ファーマＦ 　　東２　　 +4.84 　 12/12　　　1Q　　　　赤縮

<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 +4.29 　 12/ 7　　　3Q　　　 70.80

<3418> バルニバービ 　東Ｍ　　 +4.10 　 12/12　　　1Q　　　-12.50

<3491> ＧＡテクノ 　　東Ｍ　　 +3.55 　 12/13　本決算　　　 52.73

<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 +3.07 　 12/ 7　　　1Q　　　　黒転

<3854> アイル 　　　　東２　　 +2.48 　 12/ 7　　　1Q　　　 21.77

<3075> 銚子丸 　　　　ＪＱ　　 +2.01 　 12/13　　上期　　　237.50

<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 +1.63 　 12/11　　　3Q　　　281.11

<2438> アスカネット 　東Ｍ　　 +1.07 　 12/11　　上期　　　　9.15

<9636> きんえい 　　　東２　　 +0.99 　 12/11　　　3Q　　　 10.50

<6091> ウエスコＨＤ 　東２　　 +0.82 　 12/12　　　1Q　　　　黒転

<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 +0.77 　 12/ 7　　　1Q　　　　赤縮

<3955> イムラ封筒 　　東２　　 +0.36 　 12/11　　　3Q　　　-21.62

<7623> サンオータス 　ＪＱ　　 +0.32 　 12/13　　上期　　　　赤拡

<2923> サトウ食品 　　東２　　 +0.29 　 12/10　　上期　　　　黒転

<9444> トーシンＨＤ 　ＪＱ　　 +0.18 　 12/12　　上期　　　　1.98

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース