18日の株式相場見通し=NYダウ大幅続などを嫌気、日経平均大幅反落の可能性も

市況
2018年12月18日 8時43分

18日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅続落となったことに加え、外国為替市場での円高・ドル安進行も嫌気されて売り優勢の展開が予想され、日経平均株価が大幅反落となる可能性もありそうだ。18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円80銭近辺での推移となっている。

17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比507.53ドル安の2万3592.98ドルと大幅続落した。18~19日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に持ち高を解消する売りが膨らみ、NYダウは大幅安となったほか、S&P500種株価指数は一時、年初来安値を更新した。プロクター&ギャンブルやシスコシステムズ、ナイキが安く、アメリカン・エキスプレスが値を下げた。アップルやフェイスブック、アルファベット(グーグル)など主力IT関連株が軟調。原油安を受けエクソン・モービルやシェブロンが売られた。半面、ウェルズ・ファーゴやゼネラル・エレクトリックが高い。ナスダック総合株価指数は、同156.932ポイント安の6753.733と3日続落した。

日程面では、ビッグデータ・人工知能(AI)を活用したソリューション提供及びAI製品(AIモジュールを含む)を提供するテクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046>が東証マザーズ市場へ、建築構造物の解体工事並びにそれに付随する各種工事の施工監理を手掛ける田中建設工業<1450>が東証ジャスダック市場にそれぞれ新規上場する。

このほかでは、出光興産<5019>と昭和シェル石油<5002>が19年4月1日の経営統合を、それぞれの臨時株主総会で承認する点に注目。海外では、FOMC(19日まで)、米11月の住宅着工件数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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