東京株式(前引け)=FOMC結果待ちで買い見送り、ソフトバンク下落も影響

市況
2018年12月19日 11時55分

19日前引けの日経平均株価は前営業日比90円35銭安の2万1025円10銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は9億6742万株、売買代金概算は1兆4753億5000万円。値上がり銘柄数は1033、対して値下がり銘柄数は997、変わらずは98銘柄だった。

きょう前場の東京市場は売り優勢で一時2万1000円を割り込む場面もあった。売り一巡後は押し目買いが入り下げ幅を縮小した。前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が反発に転じたが、取引時間中は不安定な動きで、東京市場でもFOMCの結果を前に積極的な買いは手控えられている。ソフトバンクグループの通信子会社ソフトバンクは公開価格を小幅に割り込む水準で初値を形成し、その後は急速に値を下げる展開となり1300円台半ばで売り買いを交錯させた。全体相場の地合いにもマイナスに働いている。ただ、値上がり銘柄数は1000を超え、値下がり銘柄数を上回っている。

個別では、今日上場したソフトバンク<9434>が公開価格を大きく下回る水準で着地したほか、任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。コムチュア<3844>が急落、国際石油開発帝石<1605>も大きく値を下げた。半面、資生堂<4911>が堅調、スズキ<7269>も上昇した。ソースネクスト<4344>、TATERU<1435>が大幅高、シンクロ・フード<3963>、enish<3667>も値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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