東京株式(前引け)=続急落、買い手不在のなか日経平均は1000円超の下げ

市況
2018年12月25日 11時50分

25日前引けの日経平均株価は前週末比1018円74銭安の1万9147円45銭と急落。前場の東証1部の売買高概算は8億4254万株、売買代金概算は1兆2254億9000万円。値上がり銘柄数は21、対して値下がり銘柄数は2106、変わらずは4銘柄だった。

きょう前場の東京市場は、リスクオフ相場が加速し日経平均は1000円を上回る暴落で、買い手不在のなか東証1部全体の99%の銘柄が下げる全面安商状となった。前日の米国株市場では、世界景気減速懸念に加え、一部政府機関の閉鎖など政治面の不透明感も加わり、NYダウ、ナスダック指数ともに急落、これを受けて東京市場も投げ売り状態に見舞われた。外国為替市場でドル安・円高が進んだことも売りに拍車をかけ、値下がり銘柄数が2100超、値上がり銘柄数はわずか21という記録的な暴落相場。クリスマス休暇で海外投資家の参戦は限定的との見方もあったが、一部ヘッジファンドなどによる戦略的な空売りも観測されているもよう。

個別では任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>が売られ、ソフトバンクグループ<9984>も大幅安。トヨタ自動車<7203>も急落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが下値模索、武田薬品工業<4502>、JT<2914>などディフェンシブ銘柄も値を下げた。ファインデックス<3649>、スマートバリュー<9417>などが値下がり率上位。半面、日精エー・エス・ビー機械<6284>、象印マホービン<7965>などが逆行高、じもとホールディングス<7161>も買い優勢。enish<3667>もしっかり。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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