アダストリアが大幅反発、秋冬商戦復調で9~11月期は75%営業増益
アダストリア<2685>が大幅反発している。12月28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年3~11月)連結決算は、売上高1623億4500万円(前年同期比0.6%減)、営業利益57億円(同15.4%減)、純利益30億8100万円(同52.2%減)となったものの、9~11月期では同75.3%増となっており、直近四半期の大幅増益を好感した買いが入っている。
夏物商戦が不調だったことや天候不順の影響で、上期の国内売上高は苦戦したが、秋冬商戦で基幹ブランドの「グローバルワーク」「ローリーズファーム」が復調したことが奏功した。また、前期に発生した本部の移転費用の負担がなくなったことなども寄与した。
なお、19年2月期業績予想は、売上高2270億円(前期比1.9%増)、営業利益84億円(同67.8%増)、純利益44億円(同5.1倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)