イチネンHDが反落、国内有力証券は投資判断「A」、目標株価1900円を据え置く
イチネンホールディングス<9619>は反落。岩井コスモ証券は12月28日、同社株の投資判断「A」、目標株価1900円をともに据え置いた。同社は自動車リース関連事業を主力に、ケミカル事業、パーキング事業、機械工具販売事業、合成樹脂事業などを展開しているが、堅実経営により2018年3月期まで15期連続で営業増益を達成している。国内の自動車リース市場が拡大していることを背景に、同社は全国で営業展開し、近年はリース化の進んでいない中小規模企業の開拓や競合の少ない地方での営業強化により契約台数を順調に伸ばしている。2019年3月期営業利益は63億円(会社予想61億円)を見込んでおり、リース関連事業やパーキング事業が好調で16期連続営業増益になる見通し。また、同社はM&Aを活用し、自動車分野以外にも事業の柱を育成し、中長期的な成長も期待される。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)