日本BS放送---1Qは新番組の開始や人気番組の内容充実が売上増加に寄与
日本BS放送<9414>は9日、2019年8月期第1四半期(2018年9-11月)連結決算を発表した。売上高が30.23億円、営業利益が4.37億円、経常利益が4.39億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が3.03億円となった。なお、2018年8月期より連結財務諸表を作成しているため、前年同期比増減率の記載はない。
18年10月の番組改編では、良質な番組制作による視聴世帯数の増加を目的として、新番組の開始や、人気番組については内容を更に充実させた。また、スポーツコンテンツのより一層の充実を図り、ローカル局とのコラボレーションも実施した。また、アニメファンから根強い人気を誇る『ANIME+』においては、製作委員会に出資した作品を含め、40タイトル以上のアニメ番組を放送した。11月11日には『開局11周年イレブンの日』と銘打って「スポーツの未来~Sports Evolution~」等特別番組に取り組んだ。費用面では、全国紙・WEBへの広告出稿を戦力的に実施したほか、首都圏主要駅への看板掲出など、様々な媒体を活用した広告宣伝施策を実施した。
2019年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比12.1%増の140.00億円、営業利益が同17.4%減の20.05億円、経常利益が同17.3%減の20.05億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.6%減の14.00億円と据置いている。
《SF》
提供:フィスコ