16日の株式相場見通し=投資家心理改善で堅調推移、米株高や円安進行が追い風に

市況
2019年1月16日 8時39分

16日の東京株式市場は、きのうの終値で日経平均株価が心理的フシ目の2万500円を上回ってきたことで、投資家心理がやや改善することが予想され、戻り待ちの売りをこなしながらの堅調な推移となりそうだ。ただ、勢いよく買い上がる材料には乏しいことから、上値は限定的となりそうだ。前日の米株式市場でNYダウ平均株価が3日ぶりに反発したことや、外国為替市場で、円安・ドル高が進行していることも買い支援材料となりそうだ。16日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=108円60銭台での推移となっている。

15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比155.75ドル高の2万4065.59ドルと3日ぶりに反発した。中国の景気対策への期待が強まるなか買い優勢の展開。ナスダック指数は、12月中旬以来、1カ月ぶりに7000ポイントを回復した。アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックが高く、動画配信サービスの料金引き上げの発表を受けネットフリックスが急伸した。マイクロソフトやスターバックスも値を上げた。一方、スリーエムやキャタピラー、ダウ・デュポンが値を下げた。ナスダック総合株価指数は、同117.919ポイント高の7023.834と3日ぶりに反発した。

日程面では、18年の訪日外国人客数、12月の企業物価指数、11月の機械受注に注目。海外では、米連銀経済報告(ベージュブック)、18年の欧州新車販売、米12月の輸出入物価指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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