話題株ピックアップ【夕刊】(3):大和、キヤノン電、ミスミG

注目
2019年1月30日 15時23分

■小森コーポレーション <6349>  1,142円  -83 円 (-6.8%)  本日終値

29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)最終が赤字転落で着地・10-12月期も赤字転落」が嫌気された。

小森コーポレーション <6349> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は8億円の赤字(前年同期は16.3億円の黒字)に転落した。

⇒⇒小森コーポレーションの詳しい業績推移表を見る

■大和証券グループ本社 <8601>  538.2円  -35.7 円 (-6.2%)  本日終値

29日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が42%減益で着地・10-12月期も55%減益」が嫌気された。

大和証券グループ本社 <8601> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比41.6%減の654億円に落ち込んだ。

⇒⇒大和証券グループ本社の詳しい業績推移表を見る

■キヤノン電子 <7739>  1,791円  -112 円 (-5.9%)  本日終値

29日に決算を発表。「前期経常が一転減益で下振れ着地・今期は12%減益へ」が嫌気された。

キヤノン電子 <7739> が1月29日大引け後(15:00)に決算を発表。18年12月期の連結経常利益は前の期比3.9%減の94.9億円になり、従来予想の99.8億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。19年12月期も前期比11.5%減の84億円に減る見通しとなった。

⇒⇒キヤノン電子の詳しい業績推移表を見る

■蝶理 <8014>  1,591円  -84 円 (-5.0%)  本日終値

29日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は9%減益」が嫌気された。

蝶理 <8014> が1月29日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13.6%増の66億円に伸び、通期計画の85億円に対する進捗率は77.7%となり、5年平均の76.3%とほぼ同水準だった。

⇒⇒蝶理の詳しい業績推移表を見る

■ミスミグループ本社 <9962>  2,370円  -103 円 (-4.2%)  本日終値

ミスミグループ本社<9962>が続落。同社は29日取引終了後、19年3月通期連結業績予想の下方修正を発表した。売上高は3430億円から3352億円(前期比7.1%増)へ見直したほか、営業利益は350億円から328億円(同5.9%減)へ、最終利益は257億円から235億円(同8.2%減)へ修正した。同時に今期配当も従来予想の年22円67銭から20円73銭(前期は22円60銭)に引き下げた。米中貿易摩擦への懸念から設備投資に対する慎重姿勢が強まり、金型向け部品などの需要が落ち込んでいる。同時に発表した第3四半期累計の連結決算は売上高2497億1900万円(前年同期比8.1%増)、営業利益226億9400万円(同16.5%減)、最終利益162億1600万円(同19.3%減)だった。

■アルプスアルパイン <6770>  2,199円  -69 円 (-3.0%)  本日終値

アルプスアルパイン<6770>が大幅に3日続落。29日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の下方修正を発表したことが嫌気された。売上高は8790億円から8520億円(前期比0.7%減)へ見直したほか、営業利益は660億円から500億円(同30.5%減)へ、最終利益は430億円から240億円(同49.4%減)へ修正した。スマートフォンや車載向け電子部品の需要が減速した影響を受けている。同時に、2000万株(発行済み株式数の9.14%)、284億円を上限とする自社株買いを発表したが、市場の反応は限定的だった。取得期間は1月30日から6月28日までとしている。

■アルトナー <2163>  886円  +88 円 (+11.0%)  本日終値  東証1部 上昇率3位

アルトナー<2163>が続急騰。株価は約3週間にわたり700円台手前でもみ合いを続けていたが、売り物が切れたところで一気に投機資金の流入が加速した。現在、企業の求人需要は高水準でも職種によって需要と供給がかみ合わないケースも多い。世界的に進むデジタル革命の波が日本の産業界でもIT系人材ニーズを高めているが、これにうまく対応した人材派遣会社が業界でも優位に立っている。そのなか同社は機械設計や電子デバイス、システム開発などの技術者人材に強く、自動車業界やIT業界向けで高水準の需要を確保、派遣単価も上昇傾向にあるなか業績は好調に推移している。18年1月期営業利益は前の期比23%増の6億8100万円と大幅な伸びを達成、19年1月期も前期比13%増の7億6800万円と2ケタ伸長が続く見通しとなっている。

●ストップ高銘柄

愛光電気 <9909>  3,060円  +500 円 (+19.5%) ストップ高   本日終値

バルクホールディングス <2467>  650円  +100 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値

チエル <3933>  682円  +100 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値

以上、3銘柄

●ストップ安銘柄

大日本住友製薬 <4506>  3,065円  -700 円 (-18.6%) ストップ安   本日終値

EAJ <6063>  2,226円  -500 円 (-18.3%) ストップ安   本日終値

ケアネット <2150>  764円  -150 円 (-16.4%) ストップ安   本日終値

など、4銘柄

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.