フォスター電は大幅反発、19年3月期業績予想の上方修正と記念株主優待を発表

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2019年1月31日 9時16分

フォスター電機<6794>は大幅反発している。30日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、営業利益を30億円から40億円(前期比57.0%減)へ、最終損益を25億円の赤字から22億円の赤字(前期42億6500万円の黒字)へ上方修正したことが好感されている。

主要顧客向けヘッドセットの販売数量や価格が低下する厳しい環境にあることから、売上高は1400億円(前期比24.2%減)の従来予想を据え置いたが、生産性や歩留まりが改善していることが利益を押し上げるとしている。

また、今年6月に創業70周年を迎えるのを記念して、19年3月末時点の株主に対して記念株主優待を実施すると発表しており、これも好材料視されているようだ。1単元(100株)以上を保有する株主に対して、一律で同社のECサイトでの購入代金を30%割引するとしている。

なお、第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高1086億5200万円(前年同期比21.8%減)、営業利益36億2000万円(同58.2%減)、最終損益20億2000万円の赤字(前年同期60億3300万円の黒字)だった。

同時に、2月28日付で消却前発行済み株数の3.46%に当たる93万1051株を消却すると発表した。なお、消却後の発行済み株数は2600万株となる予定だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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