決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 日化産、玉井船、ロックオン　(2月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＧＭＯペパボ <3633>

18年12月期の経常利益(非連結)は前の期比3.0倍の5億2400万円に伸び、連結決算に移行する19年12月期の同利益も前期非連結比83.6％増の9億6200万円に拡大を見込み、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　玉井船 <9127>

19年3月期の連結経常損益を従来予想の1億6000万円の黒字→1億8000万円の黒字(前期は2億6500万円の赤字)に12.5％上方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の9億4000万円の黒字→8億8000万円の黒字(前期は1000万円の赤字)に6.4％下方修正した。

★No.3　高田工 <1966>

19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比99.9％増の19.4億円に拡大し、通期計画の18.3億円に対する進捗率が106.4％とすでに上回り、さらに5年平均の67.4％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3633> ＧＭＯペパボ 　ＪＱ 　 +21.43 　　2/ 6　本決算　　　 83.59

<9127> 玉井船 　　　　東２ 　 +21.34 　　2/ 6　　　3Q　　　　黒転

<1966> 高田工 　　　　東２ 　 +13.24 　　2/ 6　　　3Q　　　 99.90

<7991> マミヤＯＰ 　　東２　　 +8.56 　　2/ 6　　　3Q　　　374.17

<3690> ロックオン 　　東Ｍ　　 +8.31 　　2/ 6　　　1Q　　　　赤縮

<6307> サンセイ 　　　東２　　 +7.27 　　2/ 6　　　3Q　　　 27.18

<9857> 英和 　　　　　東２　　 +7.17 　　2/ 6　　　3Q　　　 56.30

<7636> ハンズマン 　　ＪＱ　　 +5.97 　　2/ 6　　上期　　　 -2.75

<2136> ヒップ 　　　　ＪＱ　　 +5.49 　　2/ 6　　　3Q　　　 25.96

<1965> テクノ菱和 　　東２　　 +5.41 　　2/ 6　　　3Q　　　 55.26

<7602> カーチスＨＤ 　東２　　 +3.83 　　2/ 6　　　3Q　　　　赤拡

<4690> 日パレット 　　ＪＱ　　 +3.14 　　2/ 6　　　3Q　　　209.52

<4094> 日化産 　　　　東２　　 +2.49 　　2/ 6　　　3Q　　　 14.32

<1776> 三井住建道 　　東２　　 +2.06 　　2/ 6　　　3Q　　　 14.85

<6347> プラコー 　　　ＪＱ　　 +1.86 　　2/ 6　　　3Q　　　 47.20

<6982> リード 　　　　東２　　 +1.67 　　2/ 6　　　3Q　　　　赤縮

<2905> オーケー食 　　ＪＱ　　 +0.74 　　2/ 6　　　3Q　　　-74.39

<1737> ＭＥＳＣＯ 　　東２　　 +0.56 　　2/ 6　　　3Q　　　-11.07

<6016> ジャパンエン 　東２　　 +0.27 　　2/ 6　　　3Q　　　　　－

<7565> 万世電機 　　　東２　　 +0.16 　　2/ 6　　　3Q　　　 30.38

<9355> リンコー 　　　東２　　 +0.05 　　2/ 6　　　3Q　　　 53.97

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。

「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース