米中貿易協議で期限延長の思惑、リスク回避の取引拡大につながるか?

経済
2019年2月11日 14時23分

米ホワイトハウスは8日、米中貿易協議の次官級会合を11日から北京で開催し、その後14-15日にライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官が出席する閣僚級会合が開かれると発表した。報道発表によると、ゲリッシュ米USTR次席代表が率いるグループが最初の協議に臨むもよう。財務省、農務省、商務省、国家経済会議(NEC)、エネルギー省などの幹部も協議に出席するとみられている。

市場関係者の間では、「今週11日から15日にかけて開かれる米中貿易協議で明確な進展がなかった場合、3月1日の期限までに協議が決着することは非常に難しくなる」との見方が多いようだ。また、3月1日の貿易協議の期限は状況次第で変更される(協議期限の延長)可能性があるとの思惑が浮上しているが、市場関係者の間からは「そのような動きは米中協議が難航している印象を市場に与える可能性があるため、リスク回避的な取引が広がる可能性がある」との声が聞かれている。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.