アイオーデータ急落、19年6月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず
アイ・オー・データ機器<6916>が急落している。13日の取引終了後、19年6月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を575億円から600億円(前期比8.2%増)へ、営業利益を23億5000万円から28億円(同5.8%減)へ、純利益を16億5000万円から19億円(同8.1%減)へ上方修正したが、営業利益で35億円前後を見込んでいた市場予想を下回ることから失望売りが出ているようだ。
上方修正は、上期に法人需要の獲得やeスポーツ市場への展開強化、新4K衛星放送対応チューナーの上市などに注力した結果、液晶部門でオフィスモデルや大型モニターの販売が好調に推移したほか、新4K衛星放送・地デジチューナーなどが堅調に推移。下期もこれらの増勢が続くと見込んでいる。
なお、同時に発表した第2四半期累計(18年7~12月)決算は、売上高302億2700万円(前年同期比10.8%増)、営業利益13億1500万円(同17.7%増)、純利益8億4800万円(同12.5%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)