C&Gシステムズ---18年12月期売上高は前年並み、CAD/CAMシステム等事業・金型製造事業ともに横ばい

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2019年2月15日 11時28分

C&Gシステムズ<6633>は13日、2018年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比0.4%減の40.66億円、営業利益が同30.0%減の2.30億円、経常利益が同32.3%減の2.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同76.0%減の1.21億円となった。

CAD/CAMシステム等事業の売上は前期比0.2%減の35.22億円と前年度とほぼ横ばいとなった。上期の業績は工作機械の納期長期化および製造業向け政府補助金の採択時期の影響等を受け、第2四半期までは厳しい状況で推移したが、第3四半期以降の工作機械の納品時期到来に連動した製品販売、政府補助金案件への確実な販売により業績が回復した。セグメント利益は上期での減益および先行投資としての開発外注費増加が影響し同31.9%減の1.96億円となった。

金型製造事業の売上高も同1.8%減の5.44億円とほぼ横ばいとなったが、利益面では上期の減益および原価率の上昇の影響により、セグメント利益は同17.0%減の0.33億円となった。

2019年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.6%増の42.94億円、営業利益が同32.4%増の3.04億円、経常利益が同30.1%増の3.28億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同53.4%増の1.85億円を見込んでいる。CAD/CAMシステム等事業においては、既存顧客に対するサポート体制を強化することにより高い保守更新率を維持・向上しつつ安定した収益を確保し、同時に国内外での新たな販売チャネルの構築および製品力(機能・精度)の更なる改善等により販売シェアを伸ばしていくことで業績拡大を図る。加えて、金型の内製化および金型分野を中核に量産分野にも適応するCAD/CAMシステムの開発強化、OEM事業および積層造形、IoT関連等の新規技術の研究開発を継続し、次世代の収益源となりうる事業の立ち上げを推進していく。金型製造事業においては新規顧客開拓および外注費等コスト削減を続け更なる成長を目指す。

《SF》

提供:フィスコ

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