UMNファーマ---18年12月期は次世代バイオ医薬品自社開発事業において売上計画を達成

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2019年2月15日 16時18分

UMNファーマ<4585>は14日、2018年12月期決算を発表した。売上高が前期比0.4%減の1.03億円、営業損失が6.06億円(前期は4.98億円の損失)、経常損失が6.09億円(同1.58億円の損失)、当期純損失が7.28億円(同1.59億円の損失)となった。

次世代バイオ医薬品自社開発事業においては、18年5月29日及び同年10月25日に、資本業務提携契約にてあらかじめ定められた半年毎の成果達成状況に基づき、第1回及び第2回開発マイルストーン条件を達成し、これに伴うマイルストーンフィーを収受した結果、当年度の売上計画を達成した。第3回開発マイルストーン条件達成に向けた基盤技術整備に係る研究開発活動を推進している。並行して進めている開発候補品の基礎的研究には、複数の開発候補品において次世代ロジカルワクチンの創製に係る重要な知見を得つつあり、開発候補品の選定に係る検討が進展している。

バイオ医薬品等受託製造事業においては、塩野義製薬<4507>との提携に資する案件を中心に大学及び公共研究機関からの受注に取り組み、前年度に受注した大学等研究機関からの案件2件を納品した。新規開発パイプラインの導入は、これまでの大学及び公共研究機関との受託の実績から、研究段階の製造受託にとどまらず、製品化も想定した案件候補も出てきており、新規開発パイプラインの導入経路の一つとして積極的に取り組んでいる。

2019年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.5%減の1.00億円、営業損失が8.87億円、経常損失が8.91億円、当期純損失が8.93億円を見込んでいる。当該業績予想は、塩野義製薬との提携第1フェーズに係る開発マイルストーン条件達成を前提とした売上計画、及び当該マイルストーン条件を達成することを目的とした研究開発費及び一般管理費等の計画に基づき策定している。一方、提携第2フェーズへの移行が合意に至った場合、経済条件、その他の合意内容等により、売上高をはじめとする業績予想値が大きく変動する可能性があるとし、業績予想の修正の必要性が生じた場合は、速やかに開示するとしている。

《SF》

提供:フィスコ

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