明日の株式相場見通し=高値警戒感で利益確定売り優勢、出遅れセクター買いは継続

市況
2019年2月20日 17時04分

あす(21日)の東京株式市場は、きょうまでの3日続伸で日経平均株価が合計で530円と大幅上昇となっていることから、短期的な高値警戒感も働いて利益確定売りが優勢となりそうだ。ただ、海外投資家からの日本株の出遅れセクターへの見直し買いが継続しているため、下値は限定的となりそうだ。

市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が小幅ながら続伸したことに加え、取引時間中に東京外国為替市場で一時、1ドル=110円90銭台まで円安・ドル高が進行したことも買い支援材料となった。更にきょうも、電気・ガス、商社、医薬品、情報・通信などの出遅れセクターへの循環物色の流れが継続した」との見方が出ていた。

20日の東京株式市場はリスクを取る動きが継続し、日経平均は一時フシ目の2万1500円近辺まで水準を切り上げる場面があった。後場寄りにいったん値を崩したものの、その後は再び売り物を吸収して上値指向となった。日経平均株価終値は、前日比128円84銭高の2万1431円49銭と3日続伸した。

日程面では、12月の全産業活動指数、2月の月例経済報告、1月の全国百貨店売上高、1月の全国スーパー売上高に注目。海外では、米1月のCB景気先行総合指数、米1月の中古住宅販売件数、米2月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、12月の耐久財受注が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.