GMOリサーチ---18/12期は売上高が31.86億円、国内及び海外リサーチが伸長

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2019年2月22日 8時04分

GMOリサーチ<3695>は8日、2018年12月期(2018年1月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年と同水準の31.86億円、営業利益が前期比23.5%減の2.48億円、経常利益が同25.6%減の2.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.8%減の1.48億円となった。

国内顧客に関しては、DIY型リサーチシステムである自社プラットフォーム(GMO Market Observer)の機能とサービス体制の強化により、国内市場シェアの拡大に努める一方で、リサーチ市場以外の新たな市場の開拓にも取り組んだ。一部のオペレーションについては、下関オフィスへの業務集約化により、生産性の向上を図った。

海外の市場に関しては、顧客や競合他社によるアジア拠点の強化といった動きにより競争が激しくなっているが、アジアに強みを持つため、顧客とのシステム連携の推進や、品質の向上といった施策を講じ、売上拡大に努めた。

パネル供給に関しては、成長を続けるアジア全体のリサーチビジネス機会の最大化を行なうべく、マレーシア法人を中心として、アジアにおけるパネルパートナーとの提携に向けた新規開拓を積極的に進めた。国内での動きに関しては、パートナー保有の会員組織を活性化・収益化させるメンバーシップ・マーケティング・ソリューションの取り組みに、一定の兆しが見えてきた。

2019年12月通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.0%増の36.64億円、営業利益が同31.1%増の3.25億円、経常利益が同28.3%増の3.07億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同40.7%増の2.08億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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