明日注目すべき【好決算】銘柄 稲葉製作、フォーサイド、伊藤園 (1日大引け後 発表分)

注目
2019年3月3日 11時00分

1日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

稲葉製作 <3421>   ★今期経常を53%上方修正

◆19年7月期の連結経常利益を従来予想の13億円→19.9億円に53.1%上方修正。増益率が94.3%増→3.0倍に拡大する見通しとなった。台風の影響などによる小型・一般物置の買替需要を背景に、鋼製物置の販売が想定以上に伸びることが寄与。

フォーサイド <2330> [JQ]  ★今期最終を一転黒字に上方修正

◆19年12月期の連結最終損益を従来予想の5500万円の赤字→1000万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。日本賃貸住宅保証機構の株式を追加取得し完全子会社化したことに伴い、非支配株主に振り替える最終利益がなくなる。また、連結納税制度の適用により、税金費用が減少することも上振れの要因となる。

伊藤園 <2593>   ★5-1月期(3Q累計)最終は15%増益で着地

◆19年4月期第3四半期累計(18年5月-19年1月)の連結最終利益は前年同期比14.6%増の102億円に伸びて着地。飲料部門で主力の日本茶・健康茶の販売が増加したほか、「タリーズコーヒー」を展開する飲食関連事業の収益が伸びたことが寄与。為替差損が減少したことに加え、税金負担が軽くなったことも増益に貢献した。

ナトコ <4627> [JQ]  ★11-1月期(1Q)経常は20%増益で着地

◆19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比19.7%増の4.6億円に伸びて着地。自動車内装用コーティング剤の販売増加やUV硬化型コーテイング剤のスマートフォンアクセサリーへの採用で、ファインケミカル事業の収益が急拡大したことが寄与。

巴工業 <6309>   ★11-1月期(1Q)経常は59%増益で着地

◆19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比58.8%増の5.9億円に拡大して着地。利益率の高い部品や修理、海外向け機械の販売が増加し、機械製造販売事業の営業損益が前年同期の9400万円の赤字から1億6400万円の黒字に浮上したことが寄与。

内田洋 <8057>   ★上期経常が65%増益で着地

◆19年7月期上期(18年8月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比64.9%増の8.1億円に拡大して着地。Windows10の更新需要などでソフトウェアライセンス販売が伸びたうえ、働き方改革を背景に会議室運用管理システムなどの導入も進んだことが寄与。オフィス関連事業の赤字幅が縮小したことも増益に貢献した。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.