サンバイオは続伸、国内有力証券は「オーバーウエート」継続

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2019年3月4日 10時13分

サンバイオ<4592>が続伸。開発中の再生細胞薬「SB623」の慢性脳梗塞を対象とした米国フェーズ2bの治験結果が不調に終わったことが嫌気され、株価は1月末から2月初旬にかけ暴落したが、2月5日の2401円を底値に足もとでは戻りを試す動きとなっている。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は1日、同社株の目標株価を6100円(従来1万2500円)に引き下げたものの、レーティングの「オーバーウエート」は継続した。同証券では再生細胞薬「SB623」による中長期の利益成長は可能とみている。特に株価は慢性期脳梗塞(stroke)での上市の可能性を織り込んでいない水準まで下落していると分析しており、strokeの開発継続が確定すれば、株価は上昇すると予想している。strokeフェーズ2b試験の主要評価項目未達の原因は、単にSB623の有効性の問題ではなく、(1)対象患者層の問題(2)投与箇所の問題(3)細胞の活性の問題などがあったのではないか、と指摘。これらが原因だった場合、それぞれ対策は必要だが、試験継続の可能性があるとみている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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