コスモ・バイオ---発光ラット膵β細胞株「iGL細胞」を提供開始
コスモ・バイオ<3386>は4日、糖尿病等に特に関連のある血糖値抑制ホルモン「インスリン」の分泌を、生物発光の技術により高感度に測定することが可能な、細胞株「iGL細胞」を、4月1日より提供することを発表した。
「iGL細胞」は、従来世界中で使われているラット膵β細胞株「INS-1E細胞」に、生物発光の技術を導入し、分泌する「インスリン」が発光するように改良した細胞株だ。
本製品を用いることで、インスリン分泌量の測定やイメージングが今までよりも簡便かつ高感度に行える。糖尿病などインスリン分泌に関連する疾病や、糖尿病に関係するアルツハイマー病や脳疾患、歯周病等の基礎研究および創薬・再生医療分野の研究開発に非常に有用な細胞製品として期待される。
同社は、大学の医学部、歯学部や薬学部をはじめとした各研究室や製薬会社等、世界中の生命科学研究機関と企業に、本製品を積極的に展開していくとしている。
《SF》
提供:フィスコ