双信電機の活況高続く、売買高急増で5G関連の新たな出世株に

材料
2019年3月6日 12時33分

双信電機<6938>の活況高が続いている。前日まで2日連続のストップ高で、東証1部の値上がり率でも連日首位となっていたが、きょうも全体軟調相場のなかで利益確定売りを吸収し大幅高に買われている。売買高も前場段階で310万株を超え、前日と合わせ既に600株以上の商いをこなすなど異彩を放っている。フィルターやコンデンサーなどを中心とする電子部品メーカーで、強みとする積層誘電体フィルターでは次世代通信規格の5G用基地局向け複合部品で需要を伸ばす可能性が高い。また、主力の工作機械向けや半導体製造装置向け部品では、中国での需要がカギを握っている。今期の業績不振については既に株価に織り込み済みだが、前日に開幕した中国の全人代で大規模な景気刺激策が打ち出されたことで、中国景気の底入れ期待も追い風要因として意識されている。信用買い残も軽く、時価総額100億円前後と小型で足の速さに着目した投資資金の攻勢が続く。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.