NY為替:ポンドは弱含み、合意なきEU離脱を警戒

通貨
2019年3月22日 6時37分

21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円38銭から110円96銭まで上昇し、110円80銭で引けた。3月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想以上に改善し、週次新規失業保険申請件数は市場予想を下回ったため、米国経済の成長への懸念が後退し、ドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.1397ドルから1.1343ドルまで下落し、1.1372ドルで引けた。ユーロ圏3月消費者信頼感指数速報値が予想を下回りユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、126円14銭から125円71銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3173ドルから1.3004ドルまで下落。欧州連合(EU)は英首相と合意した協定案を再交渉する意思がないことを再表明し、合意なき離脱への警戒感が再燃。ポンドンド売りが加速。その後、EUは合意ない離脱の脅威を回避するため代替案を模索しているとの報道を受けて、ポンドは下げ止まった。ドル・スイスは、0.9915フランへ下落後、0.9946フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.