急落後のリバウンド狙う、ボリンジャー【－３σ】ブレイク銘柄高ROE 11社選出＜テクニカル特集＞　3月25日版

特集

2019年3月25日 17時20分

25日の東京株式市場は、前週末の欧米株安を引き継ぎリスク回避ムード一色に染まり、日経平均株価は急落。世界景気減速への懸念がくすぶるなか、大きく値を崩した米国株市場に追随する動きとなった。米長期金利が3カ月物金利を下回る逆イールド現象が発生、世界景気に対する減速懸念が改めて顕在化。外国為替市場では1ドル＝110円台を割り込む円高に振れ、これも主力株中心に売りに拍車をかけた。日経平均の下げ幅は今年最大で、終値は前営業日比650円安の2万0977円と3日ぶりの急反落。東証1部の値上がり銘柄数は104、値下がり銘柄数は2014、変わらずは22。

本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドと経営の効率性を判断する指標として重視するROE(自己資本利益率)に注目しました。ボリンジャーバンド「－３σ」を25日終値が下回り、ROEの基準とされる8％以上の11社をピックアップ。－３σとのカイリ率が大きい順に記しました。

－３σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。

-３σとの

銘柄名　　　　カイリ率　ＲＯＥ

<4523> エーザイ　　　 -11.45　 10.09

<9692> シーイーシー　　-1.05　 12.08

<4095> パーカライ　　　-0.70　　9.02

<8304> あおぞら銀　　　-0.37　　8.59

<4528> 小野薬　　　　　-0.37　　9.56

<9830> トラスコ中山　　-0.22　　8.50

<7943> ニチハ　　　　　-0.18　 11.72

<4527> ロート　　　　　-0.11　 10.00

<9065> 山九　　　　　　-0.10　 12.84