外為サマリー:1ドル110円50銭台で一進一退、方向感に欠ける展開
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円54銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安で推移している。
26日のニューヨーク外国為替市場は、アジア、欧州、米国の主要株価がほぼ全面高となるなか、投資家のリスク回避姿勢がやや後退し、安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが強まった。米長期金利の下落が一服したことでドル買い・円売りに拍車が掛かった。ドルは一時110円60銭台へ上昇した。
この日の東京市場に移ってからは110円50銭台を中心に一進一退。日経平均株価が軟調に推移するなか、午前9時50分過ぎに一時110円40銭まで下落したが、下値には買いが入り値を戻す展開。全体相場は方向感に欠ける展開となっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1267ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=124円54銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)