外為サマリー:1ドル111円10銭前後で推移、リスクオフムード後退で下げ渋る
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円06銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。
10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=111円00銭前後と、前日に比べ10銭強のドル安・円高だった。同日に発表された米3月の消費者物価指数(CPI)などを受けて米長期金利が低下し、日米の金利差縮小の見方からドル売り・円買いが優勢となった。
東京市場に移ってからは、午前8時40分過ぎからドル買い・円売りが流入し、下げ渋る動きとなっている。欧州連合(EU)が英国の離脱期限の再延長で合意したことが伝えられるなか、リスクオフムードが後退。続落して始まった日経平均株価が一時プラス圏に浮上したことが支援材料となり、午前9時40分過ぎには一時111円10銭台に強含む場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1274ドル前後と同0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円20銭前後と同5銭程度のユーロ安・円高で推移している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)