東京為替:ドル・円は下げ渋り、重要イベント通過で円買い後退

通貨
2019年4月11日 12時19分

11日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。朝方は110円台で推移したが、ブレグジット時期の延期などリスク要因の後退で円買いは後退し、ドルは111円台に戻した。

ドル・円は、日本株安を受けた円買いが先行し、朝方の取引では110円90銭台に軟化した。ただ、重要イベントの通過でリスク要因が後退。午前中に発表された中国経済指標の底堅い内容も、市場の警戒感を弱めた。

ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移し目先の日本株安継続を見込んだ円買いに振れやすい。ただ、時間外取引の米株式先物はプラス圏で推移し、米10年債利回りも下げ渋っているため、現時点でドルの急落は想定しにくい。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円91銭から111円13銭、ユーロ・円は125円04銭から125円31銭、ユーロ・ドルは、1.1272ドルから1.1280ドルで推移した。

【要人発言】

・トゥスクEU大統領

「英国は離脱時期延期の日付に合意」

「英国に最善の解決を見つけられるように時間を与えた」

【経済指標】

・日・3月マネーストックM3前年比:+2.1%(予想:+2.1%、2月:+2.1%)

・中・3月消費者物価指数:前年比+2.3%(予想:+2.3%、2月:+1.5%)

・中・3月生産者物価指数:前年比+0.4%(予想:+0.4%、2月:+0.1%)

《MK》

提供:フィスコ

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