大和ハウスが急速に切り返す、最終利益減額も本業のもうけを示す営業利益は上方修正

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2019年4月22日 9時42分

大和ハウス工業<1925>は寄り付きカイ気配で始まる展開となり4日ぶり急反発。同社株は中国のグループ会社で発覚した不正や、建設した戸建住宅及び賃貸共同住宅の一部に、建築基準に不適合の物件があったことを受け、業績への影響が懸念されて前週に株価を急落させていた。そうしたなか前週末19日に、19年3月期の業績予想の修正を発表、売上高を4兆500億円から4兆1200億円(前期比8.5%増)へ、営業利益を3540億円から3700億円(同6.6%増)へ、最終利益を2400億円から2350億円(同0.6%減)へ修正した。最終利益は損失計上に伴い下方修正となったが減額は比較的小幅にとどまっているほか、トップラインや本業のもうけを示す営業利益は上方修正となっていることで、売り方の買い戻しと値ごろ感からの押し目買いの動きが顕在化した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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