コクヨは急反落、国内文具の需要低迷響き19年12月期営業利益予想を下方修正
コクヨ<7984>は急反落し年初来安値を更新している。22日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を3260億円から3220億円(前期比2.2%増)へ、営業利益を188億円から168億円(同8.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
オフィス家具など空間価値ドメインで国内事業に先行き不透明感があることに加えて、グローバルステーショナリードメインで国内市場の需要低迷が続くと予想されることが要因としている。なお、純利益は144億円(同1.2%増)で据え置いた。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高892億6900万円(前年同期比1.3%増)、営業利益82億3900万円(同8.4%減)、純利益71億8700万円(同1.7%増)だった。オフィス家具販売が好調に推移したものの、原材料価格の高騰や物流費の増加などが利益を圧迫した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)