日本電産の好反応は明るい兆しか/後場の投資戦略

市況
2019年4月24日 12時17分

日経平均 : 22254.42 (-5.32)

TOPIX  : 1617.53 (-5.44)

[後場の投資戦略]

米国ではS&P500種株価指数やナスダック総合指数が高値更新し、NYダウも昨年10月に付けた最高値に迫る動きを見せている。一方で日経平均は昨年10月高値(24448.07円、取引時間中)をなお9%ほど下回る水準にあり、日本株の相対的な出遅れ感が意識される余地はあるだろう。とはいえ、日本は異例の10連休が控えているだけに、買い持ち高を積極的に積み上げにくい状況と言える。

前日の日本電産<6594>を皮切りに主要企業の決算発表が本格的に始まったことも様子見ムードにつながっている可能性がある。しかし、日本電産の永守会長が業績回復に自信を見せ、同社株価が素直に反応していることは明るい材料となるだろう。連休前とはいえ日経平均は底堅く推移しそうだ。なお、本日は花王<4452>、中外薬<4519>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>などが決算発表を予定している。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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