外為サマリー:109円50銭前後でもみ合う、ユーロは欧州議会選を意識の展開
24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円61銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=122円58銭前後と同30銭弱のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は午前10時30分過ぎに一時109円74銭まで上昇。日経平均株価の下げ幅が縮小したほか、時間外取引の米10年債利回りが小幅だが上昇したことなどから、ドルにも買い戻しが流入した。ただ、109円後半では売りが先行し、午後0時20分過ぎに109円51銭まで軟化した。午後3時にかけては109円50銭台を中心とするもみ合いとなった。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1182ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。26日まで実施される欧州議会選挙では極右政党やEU(欧州連合)懐疑派が躍進する可能性もあり、先行き警戒感も膨らんでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)