来週の為替相場見通し=米中の経済指標が焦点に

通貨
2019年5月24日 17時56分

来週の外国為替市場のドル円相場は、米国や中国の景気動向に関心が集まるなか、依然上値の重い展開が予想される。予想レンジは1ドル=108円50~110円50銭。

今週は米中貿易摩擦への警戒感が続くなか、ドルは週末24日に109円半ばまで下落した。来週の前半は、欧州議会選挙の結果や英国情勢などユーロ動向に関心が集まりそうだが、週後半に向けては米国や中国の経済指標が注目されそうだ。特に、28日の米1~3月国内総生産(GDP)改定値や31日の中国5月製造業PMIへの関心が高い。米GDPは速報値の前期比年率3.2%増が同3.1%増へ若干下振れするとの見通しが出ている。また、中国PMIは50を維持できるかが焦点だ。弱含みの経済指標が発表された場合、ドルは109円台の攻防となることも予想される。なお、週明け27日は米国がメモリアルデー、英国がバンクホリデーで休場となるため市場参加者は限られそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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