個人投資家・有限亭玉介:セルインメイを超えて反発期待の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2019年5月25日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年5月21日11時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『セルインメイを超えて反発期待の銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まず初めに紹介させていただきますのは、IGポート<3791>です。アニメ制作などを行う同社は4月12日の大引け後に発表された決算では「下方修正&赤字拡大」となり、株価は下落…しかし、チャートは保ち合いを継続している様子でした。その理由として考えられるのは、同社がNetflixとの業務提携や5月23日から大英博物館でマンガ展が開催されるなど、日本のアニメやマンガの国際的な市場拡大を見込む投資家が多いからだと思われます。

そして5月13日には米国のラッセル・インベストメント・インプリメンテーション・サービシーズ・エル・エル・シーが5%以上の大量保有報告書を提出した事で翌日買われ、保ち合いは上放れた模様…あたくしはいよいよ反発相場に入ったかと注目中です。

2つ目の銘柄は、ライクキッズネクスト<6065>です。企業や病院などの事業所内保育施設や認可保育園をはじめとする学童などの保育サービスを展開しております。3月11日に発表された19年4月期第3四半期累計決算(18年5月-19年1月期)では経常利益の「2桁減益」を嫌気されて売られましたが、5月10日に『改正子ども・子育て支援法』が可決された事で、同社への思惑的な買いも入った模様です。

チャートはまだ本格的な反発は見えないものの、国策としての風が同社に吹くかと監視しております。あたくしもまだ「お父っつぁん1年生」ではございますが…幼児教育・保育に関してはもう少し世の中が寄り添って欲しいと願うばかりです。

3つ目の銘柄はenish<3667>です。ゲームアプリの企画開発を行う企業ですな。直近の4月26日の決算では赤字拡大となりましたが、株価には織り込み済だった模様です。アイドルグループ欅坂46らや「HiGH&LOW」シリーズの関連ゲームアプリが注目されており、10月に公開予定の映画「HiGH&LOW」シリーズの最新作による波及効果を狙った買いも想定されるかと。

また、提携している中国のMorningTec社とVANEPLUS PRODUCTIONS社のゲームアプリを同社が日本版にローカライズ・共同開発する未来型アクションRPG「Equinox~侵食されたセカイ~」が投資家を惹き付けているようです。下落傾向が続いていた株価も3月26日の公式サイト公開から徐々に動きが出ている事から同社株の値動きを見ております。

4つ目の銘柄はイーサポートリンク<2493>です。生鮮青果流通などのクラウドサービスを展開している企業ですな。4月5日に発表された決算では19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月期)の連結経常損益は7,700万円の黒字となり、上期(18年12月-19年5月期)の目標であった5,900万円を既に突破…進捗率は130.5%に達しております。

今後はイオン<8267>グループを中心にシステム導入企業を増やしつつ、SPA化の支援サービスも利益貢献に期待できますねぇ。チャートは決算後急騰し戻った後、増減を繰り返しながら全体は上昇傾向ですので、利益を上乗せできればさらなる飛躍の可能性もあると見ています。

5つ目の銘柄は、デジタルメディアプロフェッショナル<3652>です。GPUやAIのライセンス、AI関連の受託開発事業を行っている企業ですな。5月10日に発表された決算は減益ではありましたが、事前の下方修正にて織り込み済みのようでした。

むしろ同日発表されたヤマハ発動機<7272>との業務資本提携の発表によって急騰しました。この資本提携によってヤマハ発動機が同社株10.22%を保有する筆頭株主となった事から、今後もシナジー効果を期待する買いが入る可能性は高いですな。現在チャートは保ち合いの様子ですが、25日線が75日線に迫っておりますのでゴールデンクロスなるかと注目中です。

最後の銘柄は、サイバーリンク<3683>です。流通業や自治体向けクラウドサービスを展開し、ドコモショップ(NTTドコモ<9437>の代理店)の運営も行っている企業ですな。5月14日に発表された決算では19年12月期第1四半期(19年1-3月期)経常利益は前年同期比3倍増益とし、上期(19年1-6月期)の計画に対し高い進捗率を示したことで、急上昇しました。官公庁向け防災行政無線デジタル化等の工事案件が大幅に増加し利益に貢献した事もあり、自治体クラウドにおけるAIの発展は今後の期待材料に成るかもしれませんねぇ。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

提供:フィスコ

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