3日の株式相場見通し=米株安と円高進行を嫌気し大幅安に

市況
2019年6月3日 8時36分

3日の東京株式市場は、前週末の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅下落して約4カ月ぶりの安値水準となったことに加え、外国為替市場で急激な円高・ドル安が進行したことを嫌気して、売り優勢で日経平均は大幅安となる可能性がある。3日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=108円20銭台での推移となっている。

5月31日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比354.84ドル安の2万4815.04ドルと反落した。トランプ米政権が、メキシコ製品に対して追加関税を課すことを発表。また、中国商務省は中国企業の利益を損ねる外国企業のリストを策定すると報じられた。世界的な貿易摩擦拡大への懸念から米長期金利が低下した。NYダウは大幅安となり、約4カ月ぶりの安値に下落した。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグル)など主力IT関連株が安く、バンク・オブ・アメリカ、シティグループなど銀行株が値を下げた。原油安を受けエクソン・モービルやシェブロンが売られた。ナイキやコカ・コーラなど消費関連株も軟調に推移した。半面、ディスカウントストアのダラー・ツリーや配車サービスのウーバー・テクノロジーズが高い。ナスダック総合株価指数は、同114.568ポイント安の7453.148と反落した。

日程面では、1~3月期の法人企業統計に注目。海外では、米ISM製造業景況感指数が焦点となる(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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