外為サマリー:1ドル108円20銭台で推移、リスク回避的なドル売り・円買いが優勢

通貨
2019年6月3日 10時34分

3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円28銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭弱のドル安・円高となっている。

5月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円30銭前後と、前日に比べて1円30銭強の大幅なドル安・円高で取引を終えた。トランプ米大統領が30日、メキシコの不法移民対策に改めて不満を示し、同国からの全輸入品に最大25%の制裁関税を課すと表明したことで貿易摩擦の更なる深刻化が警戒された。

世界経済への影響が懸念されるなか、東京市場に移ってからもリスク回避的なドル売り・円買いが優勢。前週末のNYダウが反落し、この日の時間外取引でもNYダウ先物が軟調に推移していることが重荷となるかたちで、午前7時40分頃には一時108円17銭まで軟化する場面があった。その後はやや下げ渋っているものの、日経平均株価が大幅続落となっていることもあり戻りは限定的となっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1178ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円04銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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