CAC Holdings---子会社シーエーシーが乳幼児を対象とした見守りサービスをCCNと共同開発
CAC Holdings<4725>の子会社シーエーシー(CAC)は6日、乳幼児を対象とした見守りサービスを共同開発する契約の締結について、シーシー・ネットワーク(CCN)と合意したと発表。
CCNは、各種システムの導入コンサルティングなどの事業を展開しており、保育園等向けに、カメラ映像をベースにしたIoT技術による乳幼児のお昼寝チェックを支援するサービス「みまも。」を提供している。1台のカメラで6人の乳幼児を見守ることができ、乳幼児がうつぶせになった時にライトや音で知らせる機能を有している。
一方、CACは、カメラ映像から心拍数を測定する、映像脈波抽出技術を使った非接触型バイタルセンシングソフトウェア「リズミル」を提供している。リズミルは皮膚表面であれば、どこからでも対象に触れずにカメラ映像から心拍数の測定が可能で、幅広い分野での応用を進めている。
今回の契約は、CACとCCNの両社が持ちあわせるデジタル技術を活かし、新たなサービスを共同で開発することに合意したもの。共同開発する製品「みまも。withリズミル」では、乳幼児のうつぶせ寝を検知する機能に加え、心拍数も測定することで、お昼寝を見守る保育士をサポートするとともに、乳幼児の保護者への安心も提供できるとしている。
《SF》
提供:フィスコ