17日の株式相場見通し=小幅反落、米株軟調を引き継ぎ買い手控えか

市況
2019年6月17日 8時22分

17日の東京株式市場は、前週末の米国株が半導体関連などを中心に軟調な値動きを示したこともあり、目先手控えムードでやや売りが先行しそうだ。ただ、2万1000円を割れた水準では押し目買いが入り、下値に対しても抵抗力を発揮し、売り買い交錯する展開が想定される。取引時間中は、景気減速への警戒感がくすぶる中国や大規模デモの影響などが懸念される香港の株式市場の動向が、東京市場にもネガティブに作用するケースも考えられ、為替動向と合わせ注意が必要となる。

14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比17ドル16セント安の2万6089.61ドルと小幅反落した。なお、ナスダック総合株価指数は、同40.471ポイント安の7796.659だった。中国の景気先行きに対する懸念が改めて意識されるなか、市場のセンチメントが悪化し買いが見送られる展開を強いられた。

なお、日程面では、きょうは後場取引時間中に5月の首都圏新規マンション販売が発表される見通し。海外では、米6月のNY連銀製造業景気指数、6月の全米住宅建設業協会の住宅市場指数、4月の対米証券投資などが予定されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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