エイチームが急反落、19年7月期業績及び配当予想を下方修正
エイチーム<3662>が急反落している。前週末14日の取引終了後、19年7月期の連結業績予想について、売上高を400億円から370億円(前期比1.8%減)へ、営業利益を40億円から28億5000万円(同39.4%減)へ、純利益を26億円から15億円(同54.6%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
エンターテインメント事業やEC事業が計画を下回ったことに加えて、新規ゲームの開発に向けた人員の増加などが響いた。加えて、第3四半期において「三国BASSA!!」にかかる開発費などのソフトウェア資産を中心に特別損失を計上したことも最終利益を押し下げた。
また、業績予想の修正に伴い、従来32円50銭を予定していた期末一括配当予想を16円に引き下げると発表しており、これも売り材料視されている。前期実績に対しては16円50銭の減配になる予定だ。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年8月~19年4月)決算は、売上高280億2800万円(前期比1.1%減)、営業利益21億7500万円(同42.9%減)、純利益11億円(同58.5%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)