外為サマリー:1ドル108円60銭台に上げ幅拡大、米金利上昇が支援材料

通貨
2019年6月17日 10時19分

17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円62銭前後と前週末午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安となっている。

14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円55銭前後と前日に比べ20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。18~19日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードが強かったが、この日に発表された米経済指標の堅調さがドルを後押し。5月の米小売売上高は市場予想をやや下回ったものの4月分は上方修正され、5月の米鉱工業生産が市場予想を上回ったことで米景気の減速懸念が後退した。

この流れを引き継いだ東京市場は、時間外取引で米10年債の利回りが上昇していることを手掛かりに一段とドルが買われる展開。同利回りが2.10%台に乗せるとドル買い・円売りが活発化し、午前9時40分過ぎに108円65銭まで上昇した。日経平均株価は軟調な動きとなっているが、今のところ株安は意識されていないようだ。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1218ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=121円86銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.