伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月1日記)
日経平均株価は、本日の寄り付き値が上放れて始まる公算です。
この上げは、6月21日の高値2万1497円が強い抵抗になっていないことを示すため、目先的に上値を試す動きを継続する可能性を考えておく必要があります。
2月、3月の動きでわかる通り、本年は、2万1500円から2万2000円の範囲に強力な壁があります。
現在もその状況を継続しているなら、本日、一段高を経過した後、明日以降、すぐに上値を抑えられる動きになると考えられます。
明日以降も上昇を継続するなら、短期的に4月の高値2万2362円を目指す動きになる可能性が出てきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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