外為サマリー:一時1ドル108円20銭台に軟化、米国のEU追加関税報道が影響

通貨
2019年7月2日 10時22分

2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円42銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭程度のドル高・円安となっている。

1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円45銭前後と前週末に比べ60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。6月29日に行われた米中首脳会談で貿易協議の再開が決まったことや、この日に発表された6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を上回ったことがドルの上昇を後押しした。

ただ、東京市場に移ると「欧州連合(EU)の大型民間航空機への補助金を巡り、米通商代表部(USTR)が追加関税の可能性がある約40億ドル相当のEU製品リストを提案する」との報道をきっかけに、午前7時30分頃には108円28銭台まで軟化する場面があった。その後は日経平均株価の底堅さなどを手掛かりに再び108円40銭台に戻しているものの、一段と上値を追う勢いはみられない。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1283ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=122円31銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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